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はちのへ99クリニックの血液透析の特徴は?違いはあるの?

水は重要なため、2002年開院当初より徹底した水質管理で透析液清浄化を維持することに努めています。

2016年にニプロ社製のセントラル供給装置、A・B剤溶解装置、コンソール全台入れ替えを行い。2018年に水を精製するRO装置の入れ替えを行っています。

現在は、水を精製・消毒液作製・全供給配管や装置の消毒が自動で行えるようにシステム構築しシステムバリデーションを担保しております。

RO装置は三菱ケミカルアクア・ソリューションズ社製のNano膜とRO膜による処理と次亜塩素酸ナトリウム活性水作製可能(MRC-RO-DCnanoⅡ600-RadicalⅡKHDPSZ)なものであり、既製品を改良し、安定した濃度の活性水が作製され、塩素の残留が起きない構造、残留塩素のモニタリングができるよう安全性を強化し設計した三菱と当院独自のノウハウを組み込んだ全国で一台しか存在しないオリジナルの装置となっています。

開院当初のJMS社製から今のニプロ・三菱社製の現在まで、生菌測定およびエンドトキシン測定において測定感度未満を維持しております。

治療に関して、間歇補充型血液透析濾過(I-HDF)をスタンダードとし、前希釈大量液置換によるオンラインHDFが必要な方にはI-HDFに加え併用でI-HDF+PreオンラインHDFを実施。

また、感染など炎症を起こした場合や可能性のある方には吸着効果のあるヘモダイアフィルターによる後希釈HDFを実施も行います。

さらに長期透析による手根管症候群の手術既往のある方にはβ2ミクログロブリン吸着器であるリクセルを併用した治療も実施しております。

その他にも、敗血症など急性期による腎不全への対応。腹膜透析と併用が必要な方への対応。腹水濾過濃縮再静注の必要な方への対応。潰瘍性大腸炎の顆粒球吸着の必要な方への対応など、血液浄化が必要なあらゆる状況に対応できるような体制で取り組んでおります。



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