COVID-19ニューヨークと東京を比較して

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 待望のニューヨークでの抗体保有率が発表されました。

NY州

NY市

人口

19450

8399千

抗体保有率

13.9%

21.2%

推定抗体保有者

2703550

1780588

感染者

263460

145855

死亡者

15740

11267

推定抗体保有者/感染者

10.3

12.2倍

死亡者/推定抗体保有者

0.6%

0.6%

死亡者/感染者

6.0%

7.7%

 ニューヨークでも今まで見えていた患者数は氷山の一角、約10分の1であったことがわかりました。また、感染者中の死亡率は67%ですが抗体保有者数を母数にすると死亡率は0.6%になります。東京での現在までの感染者数は3572人、死亡者数は87人で死亡率は2.4%となります。医療崩壊に陥ったことはニューヨークでの死亡率が高くなったことの一因かも知れませんし、感染から死亡までのタイムラグにより、東京ではこれから死亡率が上昇する可能性もありますが、日本ではPCR検査の実施率が低いことを考えると、もっと感染者母数が多い可能性もあり、東京での死亡率はニューヨークの半分程度の可能性が高いと思います。昨日の慶応大学のデータは数が少なすぎるのでこれから推測するのは危険ですが、もしかすると東京(日本)では感染者の中で感染が発覚する率(症状が出現する率)も低い可能性が考えられます。いずれにしろ近い内に国内の抗体保有率が示されることになるでしょうし、抗体保有率の上昇を緊急事態宣言解除もしくは緩和の決断をする材料にした方がよいのではないかと考えます。

2020年4月24日

4月 24, 2020